2013年8月17日土曜日

[ゲーム:セカンドライフ]コミュニケーションに潜む罠

not縄

いやさ、wanaって打つつもりがnawaになったりしね?うちだけ?
えーっと本題に…


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 さて、私達は日頃様々な手段でコミュニケーションを取っています。それは日常の会話であったり、
電話、手紙、メールやネットを通じた各種サービス等々といった物で。そこでその手段、サービスに
あった方法を使っていると思います。例えばそれは日常の会話の中での喋りや仕草。手紙やメール等
文章においての言葉の選び方など。

 日常の会話では喋りは多くなくとも身振りや手振り、そして会話自体の調子等で全体として多くの
情報をやり取りしています。では文章によるコミュニケーションではどうなるかというと、身振り手振りは
コミュニケーションの手段とは使えないので文字でそれらを事細かに表現する必要があります。時に
それは漢字の選び方であったり、同じ意味でも言葉を変えたりなど様々な文章を書く際の手法を
用いるわけです。

 ではセカンドライフにおけるコミュニケーションはどうかというと、基本的にチャットである為に文章に
寄る手法を用い、そこで全てを表現する事になる…はずなのです。
 しかし実際そうでしょうか。実はみな普段の日常会話と同じ感覚でのチャットによってコミュニケーションを
取ってしまっています。これはセカンドライフではアニメによる身振りが可能であったりボイスチャットで
の声による会話、ジェスチャーを用いて音さえも表現に使えるからという要因もありはしますが、それらを
用いていないチャットのみの際でも日常会話と同程度のみの喋りをしてしまいます。その為にコミュニ
ケーション不足が起きてしまいトラブルとなったりするのです。何故こうなるのでしょうか。

 実は仮想世界である事、ここに罠が潜んでいます。一見、人とのコミュニケーションをとる際、それは
日常の会話と同じ状況であると感じてしまいます。その為に喋る代わりにチャットを行なうのですが
普段意識せず行なっている身振り手振りが行なわれない為に多くの情報が欠損した情報でコミュニ
ケーションを行なってしまっているわけです。しかも方法が日常と錯覚してしまっている為にそれが
コミュニケーションとして不完全だと気づき難く、お互いに相手に理解してもらえないという違和感だけど
抱えてしまう事になるわけです。

 ではこの罠を回避するにはどうすれば良いでしょう。アニメやらジェスチャーによるチャット以外の表現、
ボイスチャットにより直接話す事。これらは確かに有効ですね。ですがもっと重要な事があるのでは
思っています。それはコミュニケーション不足にこちらも相手もなっている可能性がある事を理解する事
です。相手が言いたい事を理解しようと勤める、判らなかったらもう少し話込んでみるといったわけです。
たしかに多くの時間を割けないが状況では難しい事かもしれません。ですが、これを放棄した場合、
相手を理解しないでいいコミュニケーションしか出来ず、それではそもそもコミュニケーションが取れて
いるとは言えませんからね。


 という事で纏め。
SLでのコミュニケーションはゆっくりじっくり相手を理解しようと心がける事から始めよう。簡単に理解が
出来る世界でも無いのだから安易に判断しても正解にはならない。


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