2015年12月16日水曜日

ご飯の話

突然ですがご飯の話です。

カレー食べる時にご飯はどっち?とかって話になる事がまれにあるよね。あれって正解が無い様で実はあります。というのも和食ではご飯は左、おかずが右と決まっており、これに倣うとカレーの際のご飯は左という事になります。

なんでご飯が左かというと、日本人はお茶碗に大盛りのご飯を入れ、それを左手で持ち、そして少量のおかずをつまみながら食べるという食生活を昔から続けていたからです。これはご飯は大量に作れ、おかずとなる肉や魚が貴重だったってのもあるんだろうね。

こうして食べ方として習慣ついていったものが、長い年月を経て様式化し、そして伝統、文化、常識になったわけです。

現在はお米が少なくおかずが多い食生活なんだけど、それでもご飯が左、味噌汁など汁物が右、肉とかおかずが奥ってなってるよね。

ちなみにインドだとご飯が右だっけか?右手しか使わないのもあるし、右手でご飯を持ってからルーニ浸すって食べ方の関係もあるやろな。


という事で、何らかしらの伝統など様式ってのはそれに必要な動作が習慣ついたからこそ生まれたもので、その通りに行うのはやりやすいはずってわけです。まずは何故その「型」なのかを考えてみるのも良いかもね。

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