2018年3月6日火曜日

[映画感想文:君の名は]文句なし!

2018年の正月に放送したのを録画したのですが、3月になって今日やっとこさ観ました。

ぶっちゃけ、昨日から寝てなくてPCでずっとゲームしてたんだけど、さすがに12時間も経ってやばいよなー、一回PC落として休憩入れるか。そういや録画したの観てなかったし観るかー程度でしたよ。

もうね、ごめんて感じ。


まず映画館ではなくTV放送でCMも入るわけですが、むしろこれでよかった。
CMが「君の名は」放送に合わせた特別版が序盤入り、徐々にCMの度に普通のに戻ってくんだけど、序盤CMで気持ちが途切れなく見れたのよ。で、後半はCMの時間に今まで観たのを反芻する時間になってCMを飛ばしもしなかった。いつもなら録画を観る時はCMを飛ばすし、本来観る放送分すら時間がもったいないなーとか思う事もある人なのに。


さて話ですが、細かい作りの話なのを知っていたので集中して観てました。おかげでちりばめられている部分が見えてよかった。舞台も新宿とかだしさ。「言の葉の庭」の時もそうで、馴染みもあってよかったんよね。

徐々にキャラが「気づき」を行う過程がテンポ良いのにすごい丁寧だよね。そして繰り返しがテンポのおかげで冗長にもなってないし。

そして絵作りが何というか映画的。えっとね、アニメじゃなくて実写映画的なのよ、なんというかアングルとか雰囲気がさ。


今作は「新海監督をうまく使った」とすごい感じるね。あのラストもさ、今までの新海作品では決してやらんはずなのよ。だから新海作品はマニアックだったわけだし。
今後この手法は…ってこれジブリでやってる事だよね。癖のある宮崎監督を鈴木プロデューサがコントロールってさ。

この手法の作品は今後増えると思う。今までの日本の映画って監督の職人芸って部分が大きかったけど、これからはクリエータが集まって一本作るって味わいがもっと出ないと売れなくもなるだろうし。


そうだ、気になった事があるんよ。
これが新海監督一色作品ではないからこそなんだろうけど、他の作品の匂いがした。
それは今まで観て気に入った様々な作品の匂いがさ。

ちょっとしたキャラの仕草や設定、風景にメインドインジャパンを感じたんよ。これ今までの新海作品には実は感じなくて、すごいオリジナル色たっぷりに思ってたんよ。で、それもよかったんだけど、今作のこの他の作品の匂いがするのってさ、なんというのかな、うちが色んな作品を見てきた流れっていうのかな、ここにも、ここもそうなんだって思える共感があったんよ。


例えば手を広げて、伸ばして掲げるところに富野作品を感じたり、それは握った手にラピュタや、走る姿にジブリだったり。結構各所がジブリだったけどw で、いくつものSFやロボのアニメの匂いがしてさ、いいね、心地よい。


あー、もうなんだろうな、ほんと良かった。こりゃみんな騒ぐわ。良くも悪くも。言いたくも。
だからこうして久々なブログも書いちゃうし。


これはぜひ見てほしいね。それもさ、様々なアニメも。一杯楽しい作品はあるんだぞ、みんな知ってるぞ、さあ君もって思う。
今までの新海作品はさ、その後味の悪さから、よくはあるけど人生思い直してげんなりなのよ。
でも、今作見て思えるね、うちの人生がこんなだから、この作品が人とはきっと違う側面から楽しめるんだって。だからこれでいい。うん、良いのだよ。


だから、これからもうちは文という連なりなままでいようかなって思うわ。


~~
感想文になってね~w
まあ、感動を文字に起せる程の文才があったら、今頃賞とっとるわい。


#映画感想文

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